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ボトックス注射 – ワキガ治療における効果と副作用

手軽なワキガ治療【ボトックス注射】とは

ボトックス注射とは、ボツリヌストキシン(ボツリヌス菌=食中毒の原因菌がつくる天然のたんぱく質。このボツリヌストキシンを薬として用いることができるように加工したもの)を筋肉に注射して、筋肉を弛緩させる治療法です

ボツリヌス療法とも呼ばれます。

脳梗塞後遺症である手足の筋肉のつっぱりや痙縮(けいしゅく)の改善、美容(シワの改善や目元や口元の形を整えるなどのエイジングケア)にも利用されます。

ワキガ治療として用いられる場合、ボトックス注射で発汗を促す伝達物質の放出を阻害(エクリン汗腺の活動を抑制)することで、汗の分泌を抑制し、ワキガのニオイを軽減させる効果があります。

エクリン汗腺からの発汗が減少する事で、同時に軽症のワキガ治療効果を得ることができます。

ボトックス注射の仕組み

私たちの体にはエクリン腺とアポクリン腺という2つの汗腺があります。

この2つの汗腺のうち、汗のほとんどは「エクリン腺」から分泌されます。

ボトックス注射はこのエクリン腺からの汗を抑制することで、ワキガの臭いを軽減させます。

ボトックスに含まれる「ボツリヌストキシン」という成分は、神経の末端から分泌される伝達物質「アセチルコリン」の分泌を抑制するという働きがあります。

このアセチルコリンの働きを抑制し、エクリン腺から分泌される汗の量を減らすことで、ワキガの臭いを軽減させます。

ワキガ臭はワキガの原因であるアポクリン腺から分泌される汗と、エクリン腺から分泌される汗が混ざり、皮膚表面の常在菌によって分解、酸化され、さらにアンモニアなども加わることで発生します。

汗を出す神経の作用を弱め、エクリン腺から出る汗の量を抑えることができれば、アポクリン腺から分泌される汗と混ざることで生じるワキガ臭を軽減できるという仕組みです。

汗の拡散を防いで結果的にわきがの臭いの拡散を防ぐという治療法のため、軽度のワキガに効果のある治療法となります。

ボトックス注射の効果

ボトックス注射は、エクリン腺から分泌される汗を止める効果があります。

エクリン腺から分泌される汗を止めることによりワキガ臭の拡散を防ぐ治療法です。

ボトックス注射によってワキガの原因であるアポクリン腺への影響はありません。(臭いを根本から抑制する効果はありません)

軽度のワキガにお困りの方や、脇汗にお困りの方に適した治療法です。

ボトックス注射の施術方法

ワキガ治療におけるボトックス注射は、初めに針を刺す箇所を脇にマーキングしていき、そのマーキングに添って薬を注入(注射)していきます。

片脇約15~20箇所程注入する注射治療なので、5~10分で処置が完了し、処置直後から通常通り過ごすことができます。

ワキガ治療におけるボトックス注射のメリット

ボトックス注射のメリット1:傷跡が残らない

ボトックス注射は他のワキガ治療と違い、メスを使わず施術できますので傷跡が残りません。

注射器による注入なので、術後管理が不要です。

注射を行った後には、ごく稀に内出血を起こす場合がありますが、内出血が起きた場合でも1週間程度で症状がなくなります。

また、ボトックス注射で使われる注射針は極細で針穴はすぐに塞がるので、注射跡が目立つこともありません。

効果が無くなれば再度ボトックス注射をすることで効果を持続することが可能です。

ボトックス注射のメリット2:施術時間が短い・施術したその日からシャワーも入浴もOK!


ボトックス注射は注射をするだけの施術なので、5~10分ほどで治療が終わります。

体への負担も少なく、施術日から運動、入浴も可能で日常生活に支障はありません。

 

 

ボトックス注射のデメリット

手軽に治療ができるボトックス注射ですが、治療である以上リスクが無い訳ではありません。

ここからはボトックス注射のデメリットもご紹介いたします。

ボトックス注射のデメリット1:臭いが全く治らない

ボトックス注射は、汗を止めることによりワキガ臭の拡散を防ぐという治療法のため、重度のワキガである場合臭いが全く治らないと感じる方も多いようです。

エクリン腺から分泌される汗を止める効果はありますが、ワキガの原因であるアポクリン腺への影響はありません。

そのため、人によっては(中度〜重度のワキガには)ボトックス注射では完全に臭いを消すことはできませんので注意が必要です。

ボトックス注射のデメリット2:定期的な治療が必要

個人差もありますが、ボトックス注射の効果の持続期間は3ヶ月~半年と言われています。

ボトックス注射の効果が無くなると発汗の抑制力が無くなり、元の状態に戻ります。

そのため一度のボトックス注射で永久的に汗を止めることはできません。

効果を持続させるためには、定期的な治療が必要になります。

ボトックス注射の副作用

ボトックス注射による一般的に生じる副作用

ボトックス注射の副作用として、針を刺した箇所が内出血を起こし一時的に赤くなることがあります。

これは注射の際に細い血管を傷つけてしまうことがあるからです。

しかし、殆どの方が1週間程度でよくなります。

また、治療当日は注入部分に発赤、腫れ、痛み、つっぱり感、熱感、硬結を生じる事がありますが、時間の経過とともに減少します。

ボトックス注射による稀に生じる副作用

稀に生じる副作用としては以下の症状が挙げられます。

・動かしずらい動作が出る

・アレルギー

・痺れ

・倦怠感

・頭痛

・筋肉痛

・蕁麻疹

・痒み

・むくみ

・発熱

・咳

・冷や汗

・胸痛

・アナフィラキシーショックなど